タッパーのぬるぬるは簡単に落ちる！

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使い勝手の良いタッパーは、食材や作り置きの料理を保存するのに大活躍しますが、タッパーについた油汚れのぬるぬるがなかなか落ちなくてイライラした経験はありませんか。実は、ちょっと工夫するだけで、とても簡単にタッパーのぬるぬるを落とすことができるのです。今回は、タッパーのぬるぬるの原因と、誰でも簡単に落とすことができる方法のほか、ぬるぬるを防ぐ方法についても詳しくご紹介します。

タッパーがぬるぬるするのは？

油汚れがついてタッパーがぬるぬるすると、洗剤を使って何度も洗うこともあると思いますが、何故ぬるぬるするのか知っていますか。プラスチック製のタッパーがぬるぬるするのは、素材の性質が大きく関係しているのです。もともとプラスチック製品は、石油が原料となっていることから親油性が高く、疎水性もあります。そのため、油がたっぷりついたままのタッパーを洗剤で洗うと、油と洗剤が結合してしまい、「酸性石鹸」というぬるぬるした汚れが発生することになるのです。

タッパーのぬるぬるを落とす方法

親油性の高いプラスチック製のタッパーに発生するぬるぬるは、ちょっと工夫すれば簡単に落とすことができます。ここで、タッパーのぬるぬるを落とす2つの方法をご紹介します。

タッパーに直接洗剤を入れる

タッパーに残る頑固なぬるぬるは、タッパーの中に直接食器用洗剤の原液を投入するだけで一発で落とせます。まず、タッパーの中に洗剤の原液をまんべんなくかけてから、乾いたふきんまたはスポンジを使って、油汚れを拭き取るようにしてタッパーをこすってください。しっかりとこすった後は、水またはお湯で洗剤を洗い流します。そうすると、きれいに油汚れが落ちて、キュッキュッという、ぬるぬるが無くなった音がしますよ。

キッチンペーパーを使う

タッパーのぬるぬるは、キッチンペーパーを使っても簡単に落とすことが可能です。普段、使っているキッチンペーパーで十分です。まずは、タッパーについた大きな汚れを水またはお湯で落とします。ここで、キッチンペーパーを準備して、四つ折りにしてから丁寧にタッパーの汚れを拭き取ります。すると、タッパーにこびりついていたぬるぬるは、キッチンペーパーに移ってくれるのです。後は、普段どおり食器用洗剤で洗えば、直接洗剤を入れた時と同じく、キュッキュッという心地良い音を聞くことができます。

ぬるぬるを防ぐ方法とは？

タッパーのぬるぬるとの戦い方はわかりましたが、できるなら、そのぬるぬるは防ぎたいところです。どうすれば、嫌なぬるぬるを防ぐことができるのでしょうか。

ラップを使う

タッパーにぬるぬるを発生させないようにするには、食材を入れる前に、タッパーにラップを敷くとよいでしょう。完全に防ぐという方法ではありませんが、ラップを敷くことで、ある程度はぬるぬるを防ぐことが可能です。

油汚れに強いタッパーを使う

世の中にはいろいろなタッパーがありますが、中には油汚れが落ちやすいタイプもあります。防汚剤が入ったタッパーを使えば、少しはぬるぬるから解放されることでしょう。

食洗器も効果アリ

食洗器を使ってタッパーを洗うのも、効果があります。しっかりと食洗器で洗い流すことで、ある程度はタッパーのぬるぬるの発生を抑えることが可能です。

ぬるぬるを解消してつるつるなタッパーを使おう

プラスチック製のタッパーは、汚れを取るために強い力でゴシゴシと洗うと、傷がついて汚れや臭いが残りやすくなってしまいます。そうなると、タッパーについたぬるぬるも落としにくくなる可能性があります。ぬるぬるを残さないためには、強くこすることなく、優しく丁寧に落としてください。今回ご紹介した方法で嫌なぬるぬるを解消して、いつもつるつるなタッパーを使うようにしましょう。