タッパーで上手に冷凍保存する方法とは？

この記事を読むための時間：3分

食材や作り置きの料理を保存するために、タッパーを使っていませんか。冷凍して保存するほか、そのまま電子レンジで温めても使えるため、本当に便利ですよね。しかし、すべての種類のタッパーで冷凍できるのではなく、できないタイプのものもあるのです。今回は、タッパーを使って上手に冷凍保存するために、冷凍保存ができる素材の種類と、冷凍保存するのにぴったりのタッパーの選び方について、詳しく紹介します。

冷凍保存できるタッパー

タッパーが冷凍保存可能かどうかは、タッパーにある品質表示欄を確認すればわかります。一般的な家庭用冷蔵庫の冷凍室の温度は-18℃となっているため、タッパーの耐冷温度が-18℃よりも低いものを選ぶとよいでしょう。冷凍保存のために使えるのタッパーは、プラスチック製、ホーロー製、耐熱ガラス製の3つです。

プラスチック製

プラスチック製のタッパーは、他の素材のものよりも手頃な値段のものが多く、サイズや種類も豊富にあるため、自分好みに揃えて使うことができます。冷凍対応というだけでなく、耐熱対応のものであれば、冷凍保存したものを電子レンジで加熱することができます。プラスチック製のタッパーは、中に入れた食材や料理の色や臭いが移りやすいのが気になりますが、他の素材よりも軽いことから、非常に扱いやすいのも特徴です。

ホーロー製

鉄やアルミなどにガラス質の釉薬をコーティングさせたホーロー製のタッパーは、塩分や酸に強くて、色や臭いがつきにくいのがポイントです。食材の味や香りに影響を与えないのも特徴の一つで、保存する食材を選びません。衝撃に弱く、電子レンジが使えないというデメリットがありますが、冷凍保存に加えて、オーブンや直火に対応可能なものもあるため、さまざまな用途に使うことができます。

耐熱ガラス製

ガラス製のタッパーは色や臭いがつきにくいため、油などのガンコな汚れも簡単に落とすことができるのが特徴です。シンプルなデザインのものが多く、タッパーに入れた料理をそのままテーブルに出すことができるので非常に便利です。落とすと割れやすいため注意して扱う必要がありますが、耐久性に優れているので、長く使いたいものをお探しの方におすすめです。

冷凍保存にぴったりのタッパーの選び方

食材や作り置きした料理を上手に冷凍保存したい時には、タッパーの選び方にも気を配りたいところです。ここでは、冷凍保存にピッタリのタッパーの選び方を3つご紹介します。

パッキン・バルブがついているもの

まずは、タッパーにパッキンやバルブがついているものを選んでください。食材などを保存する場合、鮮度を長く保つことが重要となるため、フタと容器をぴったりと密着できるものがおすすめです。パッキンやバルブがあれば、空気が通りにくくなるため、保存性が良くなります。タッパーに留め具があると、多少の衝撃があってもフタが緩みにくくなるため、さらに安心です。

フタのかみ合わせが深いもの

汁気のあるものを保存したい場合、汁漏れしないかどうかが気になるところです。パッキン付きのタッパーであれば汁漏れを防ぐことができますが、パッキンがないタイプのタッパーであれば、フタのかみ合わせが深いものを選ぶようにするとよいでしょう。フタがしっかりとかみ合っていれば、汁漏れを避けることが可能になります。

収納のしやすさ

タッパーでいろいろと食材を冷凍保存したい場合、収納のしやすさも重要なポイントです。重ねて収納できるタッパーだと、狭いスペースにいくつも収納できるため、大変重宝します。できるなら、タッパーはバラバラに購入せずに、ある程度同じブランドのものをまとめて揃えておくことをおすすめします。

タッパーでの冷凍保存をマスターしよう！

タッパーを使って食材や作り置きの料理を冷凍しておけば、毎日の食事の準備がかなり楽になりますが、そのためには、タッパーを上手に使って食材などを冷凍しておく必要があります。タッパーを使った冷凍保存をマスターして、キッチンライフを快適に過ごしましょう。