初めてのお菓子作りで揃えるべき基本の道具

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お菓子作りを始めたいけれど、「何から揃えればいいかわからない」「どんな道具が必要？」そんな初心者さんに、お菓子作りで揃えておくと便利な基本の道具を紹介します。

計る道具

スケール（計り）

スケールはアナログではなくデジタル表示で、0.1ｇから計ることのできるものがおすすめです。ベーキングパウダーや塩など、微量のものまできちんと計れると入れすぎを防ぐことができます。

計量カップ

耐熱のものなら、牛乳などの液体を計ってそのままレンジにかけることもできます。

計量スプーン

お料理用のものでOK。小さじ1/2、1/4まで計れるものなら便利です。

ふるう道具、濾す道具

粉ふるい（ストレーナー）

粉類をふるいにかけて、ダマになるのを防ぎます。円形の枠に網が張られたスタンダードなものは、裏漉しにも使えます。ハンドルのついたストレーナータイプは、大量の粉をふるうときに便利です。

茶こし

仕上げの粉砂糖などをふりかける際に使える他、少量の粉をふるったり、プリン液などの液体を濾す際にも使えます。

混ぜる道具

ボウル

ボウル1つでできるようなお菓子なら大きめのものが1つあれば十分ですが、生地を分けたり、湯煎をするなどの工程が加わると、複数のボウルが必要に。耐熱ガラスやポリカーボネート製はそのままレンジにかけられ、ステンレス製は熱伝導率が高く湯煎をしたり氷水で冷やしたりするのも簡単です。それぞれの利点から両方あると便利です。

泡立て器

ワイヤーの本数が少ない安価なものではなく、ワイヤーが多くしっかりとした作りのステンレス製なら作業効率が格段に違います。

ゴムべら

先端が取り外しできるものは、生地などが詰まり不衛生になりがち。一体型で耐熱温度が200℃以上のものを選ぶとよいでしょう。

のばす道具、成型する道具

めん棒

手頃な木製のもので十分ですが、お菓子作りには36～45cmぐらいの長さのものが適しています。

絞り袋と口金

絞り袋は、丈夫な布製のものと手軽で安価なビニール製があります。比較的柔らかいクリームなどを絞る場合はビニール製で十分です。口金は、スタンダードな丸型と星型の2種類程度は揃えておきたいですね。

抜き型・ケーキ型

抜き型が必要ないクッキーもありますが、誰かにプレゼントする場合は抜き型選びも楽しいものです。ケーキ型はパウンド型や丸型、マフィン型など形も様々。まずは作りたいものを決めてから型を選ぶと良いでしょう。アルミ製の型は熱がしっかり伝わりますので、きれいに焼きあがります。シリコン製は電子レンジが使用できたり、型から外しやすいという利点がありますが、シフォンケーキを作る場合は逆さにして冷ます過程でずり落ちてしまうためアルミ製を選びましょう。

焼く道具

オーブン用シート

焼きあがったケーキなどが型に貼り付かずきれいに抜くことができます。

オーブン

価格も機能も様々ですが、一般的なオーブン機能があればOK。しかし様々なお菓子を頻繁に作る場合は、温度は250℃程度、庫内が30L程度の広いものがおすすめです。

あると便利な道具

ハンドミキサー

生クリームを泡立てたりメレンゲを作ったり。泡立て器でもできますが、ハンドミキサーがあれば時間と労力が節約できます。

ケーキクーラー

焼きあがったケーキや焼き菓子を冷ます際、網の台に乗せて熱がこもらないようにします。魚焼きグリルの網でも代用できます。

パレットナイフ・回転台

スポンジケーキにクリームなどを塗る際に使います。クリスマスや誕生日のケーキを作れるほど腕が上がったら挑戦したいですね。

まとめ

用途は同じであっても、100円均一で購入できるものからプロが使うようなものまでお菓子作りの道具は様々です。初心者さんは安価なものから揃えていき、お菓子作りの腕前と一緒に道具もレベルアップしていくと良いかもしれません。作るお菓子によっても必要なものが違ってきますので、基本の道具とレシピを照らし合わせながら準備をしましょう。